宗教法人 曹洞宗 安楽寺 信州鎌倉 別所温泉 Sofukuzan Anrakuji

安楽寺報 35号平成31年2月

巻頭言SVA会長・安楽寺住職 若林 恭英

先日、ある記事に目がとまりました。それは高齢化社会の中で、よりよく生きるためにとして、次のような提案をしていました。
お金やその他の財産もある程度は必要ですが、無形の財産もそれに劣らず重要であると。
曰わく第一に「健康」、第二に「パートナー」、第三に「つながり」、第四に「能力(学びつづける力)」の四つを上げていました。
たとえ完全ではないにしても、心がけておきたいことだと思いました。第一の健康については誰でも納得されることでしょう。
ただ体の健康は誰でも気を遣い、少しでも不調があればお医者さんに診てもらおうとします。
しかし昔から身心一如といわれるように、心の不調にはあまり気づかないのではないでしょうか。

  

以前読んだ本の中にこんなのがありました。
「感性を鈍らせる十箇条」という心のありようを計る物差しです。
①そんなことは知っている。
②そんなことはあたりまえ(常識)だ。
③そんなことは前例がない(前にやったがだめだった)。
④私は最善をつくしている。
⑤ほかにやりようがない。
⑥私の責任じゃない。
⑦まあ、こんなもんだ。
⑧他人はどう思うだろうか。
⑨「変わっている」と言われたくない。
⑩みんなと同じでいたい。
さあ、この中でいくつ該当するのがあるでしょうか。

また、この逆に「感性を高める十箇条」というのがあります。
①「自然」の摂理に逆らわないこと。
②よい環境の中で「感動」を味わうこと。
③末端・現場を知ろうとすること。
④「快・不快」の印象を大切にすること。
⑤自分と違う立場の人を知り、認めること。
⑥いつもと違う環境に身を置いてみること。
⑦歴史を振り返ること。
⑧古典を学ぶこと。
⑨素朴な興味を持つこと。
⑩静かに自分を見つめ直すこと。
いかがでしょうか、これらを通して心を少しずつ養っていくことで心豊かな人生を送りたいと思いませんか。

チャリティー寄席真打 桂 枝太郎 師匠

春のお彼岸合同法要に併せて、チャリティー寄席を行います。
法要案内の有無に関わらず、どなたでもおいでください。
このチャリティーは、シャンティ国際ボランティア会を通じて教育の機会に恵まれないアジアの子どもたちの教育支援活動に役立たせていただきます。
皆様、ご協力お願い申し上げます。

日付 3月21日(水)春分の日
時間 午前10時20分~11時
場所 安楽寺本堂

書画シリーズ⑪ 『達磨』木庵画

筆者 木庵性瑫(もくあん しょうとう)
享年 万暦39年(1611)~貞享元年(1684)
生涯 江戸時代前期に明国から渡来した臨済宗黄檗派(黄檗宗)の僧。
俗姓は呉氏。
福建省の出身。
勅諡号は慧明国師。
書家としても知られ、その書風は中国人ならではのものがあり、隠元、即非とともに黄檗三筆と称されている。

沙羅の会『クラフト販売での素敵な出会い』 執筆 中島 京子

家庭の事情で、静岡県より別所温泉近くの夫の実家に引越しをして、18年になります。
数年後、沙羅の会の仲間に入りました。

クラフト販売をするお手伝いは、色々な方との出会いが楽しみの一つでもあります。
数年前の夏の終わり頃、関西方面にお住まいの70代後半位のお母様と、50代位の息子さんが来店されました。
毎回軽井沢に泊まり、クラフトを買いに来て下さるとの事。

その日は12時近くで、息子さんが急ぎ足で先に来られました。
お母様がSVAの活動に共感して下さり、クラフトも気に入っておられるとのことで毎回同様たくさん購入してくださいました。

お二人の後ろ姿にさわやかな心地よい風を感じた事を、今でも時々思い出します。

☆随時、沙羅の会会員募集中☆

法輪寺『花まつり』 法輪寺住職 若林宜範

安楽寺末寺「法輪寺」においては、毎年春にお釈迦様の生誕をお祝いする行事『花まつり』を行っています。
花まつりは、私たち一人ひとりがいただいている、尊い生命に感謝する日でもあります。

平成最後の花まつりです。
当日は、参詣者の身体健全、無事平穏を願う法要を行い、引続き役員や地域の方々ご協力のもと、手作りの智慧だんごや豚汁、子どもたちにはお菓子やジュースを振舞ったりして、地域一体となって参列された方々との絆を深めています。

どなたさまも大歓迎しておりますので気軽にお立ち寄りください。

日付 4月20日(土)
時間 午前11時~
場所 安楽寺末寺 八木沢 法輪寺

世代をつなぐお詣りを

巻頭言で「感性を磨く十箇条」というのがありましたが、その中でもう一つ注目したいのが、『つながり』ということです。
最近は絆ということがよく言われますが、逆に考えると、それだけつながりが薄くなっていると感じます。
寺にいて思うのは、世代間のつながりが弱くなっているということです。

それは核家族化した現代においては、家の伝統が継承されにくくなっていると言うことでしょう。
だとすれば あえてつなげる工夫も必要でしょう。
そこで提案です。寺で行われる合同法要(春秋彼岸法要・施食会)に寺から案内を受け取ったら、お子さんお孫さんを連れてお参りいただいたらいかがでしょうか。

きっと若い心に命のつながりを感じるきっかけ(種まき)となるでしょう。

お問い合わせ・お申し込みはこちらまで
宗教法人 曹洞宗 崇福山 安楽寺
〒386-1431 長野県上田市別所温泉2361
TEL:0268-38-2062 FAX:0268-38-2133